映画 透明人間 感想

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透明人間

本記事は、【2023.8.4】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された映画「透明人間」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。

公開日: 2020年7月10日 (日本)
監督: リー・ワネル
原作: 透明人間
原作者: リー・ワネル、 ハーバート・ジョージ・ウェルズ
製作: ジェイソン・ブラム; カイリー・デュ・フレズネ

五反田待機中に、u-nextにて鑑賞しました。
“「今までで一番好き!」とかにはならないけど、めちゃくちゃ良くできてて面白かった”と友人がおススメしてくれたのですが、全くその通りという感じでした。

ノリでいうと、木曜の午後ローでやっていてなんとなく観てたら気になって最後まで見ちゃう感じ。みている間はすごく面白いけど、翌日「最近なんか面白い映画見た?」って聞かれたら思い出せない感じです。

個人的に雰囲気が近い良くできた映画として、一生タイトルが出てこないけど面白かったコレとか、オチは忘れるので何度でも観れそうなコレに近いなと思います。女性主人公でサイコホラー味があるからかな。

以下は映画 透明人間のネタバレに若干触れるため、これから見る方はブラウザバック推奨です。また、この作品はサスペンス要素を多分に含むため筋を知らない方が楽しめます。

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ほんとに見ないの、、、、?書いちゃうよ!

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いざ本編!

激しいモラハラを受けた女性の不安感描写が割とキツいのですが、基本的に主人公のセシリアは度を越えてタフなため大丈夫でした。透明人間といえばコレ、的なものが浮く描写も楽しかったし、なにより透明人間のビジュアルが最高でした。

透明人間なので基本的に映らないんですけど。

序盤は「透明人間はいなくて全部セシリアの妄想でした」っていう方向がアリそうな描写が続きはするのですが、みんな薄々わかってるわけですよ、アメリカ制作のこの映画で透明人間が居なかったら怒りだすよ!紅茶とカヌレを食べてないでハンバーガー食わせろ(フランス映画に対する乱暴な意見)

テンションぶちあがる透明描写

こんな楽しい映画を五反田の待機室でみてしまい、「映画の楽しさを伝える相手が待機室の天井、、、あ、いや、ここにはもしかしたら私のエイドリアンが居るかもしれない」という気持ちになりました。

u-nextで見ても結構音量差があるため、「うわあ」と身体が動くシーンもあるので苦手な方は注意してください。

うっとりしたのは、終盤15分。台詞から展開からすべて「うん、そうなるよね!そうなってほしいよ」という伏線回収祭り感じでした。ベイマックスとか見てるノリと近いです。
先がわかっていても、ちゃんと進んでくれるというだけでこんなに面白いのすごいですよね。

この映画ではエイドリアン側のことは”とにかくやべえやつ”としか描かれていないのですが、誰かを愛したり執着してしまったときに、相手をコントロールしたくなったり周りの関係性をぶっ壊したくなる気持ちはわからなくないので、いつか”透明人間sideB-エイドリアン-“が見てみたいなと思いました。妹を殺すシーンではオペラがかかって欲しいな。

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