映画 ベルファスト 感想

ベルファスト映画
ベルファスト

本記事は、【2023.1.27】にシティヘブンネットの写メ日記に掲載された「ベルファスト」のネタバレ感想または考察を再掲したものです。

公開日:2022年3月25日(日本)
監督:ケネス・ブラナー
脚本:ケネス・ブラナー

クソコラを作りましたのでご査収ください。

画像
ベルファスト ファンアート

こちら。やっとこさアマゾンプライムで鑑賞しました。
これは公開時のジャケットで、結果としてはアカデミー脚本賞を受賞しました。

ところで皆さん、ケネス・ブラナーはお好きですか(唐突)
ごく個人的にケネス・ブラナーは「クソ長いハムレットを自分で監督して撮ったあいつだろ」というトラウマが色濃くあり、その他数々の出演監督作を総スルーしてきました。なんかね、、、なんか見てレポートを書いたりする授業があったんですよ。242分あるんだぞハムレット。二度と見たくないよ、ずっとケネスブラナーしか映ってないんだよ(ハムレットだから仕方ないけれど)
今回ベルファスト鑑賞時に、過去作などをざっとおさらいしてみて『実写版シンデレラもこの人だったのね!』とか新しい発見もあったりしました。

ベルファストに関しては、ストーリーが映画の趣旨ではないため「ネタバレ」ではないのかもしれないですが、一応日本公開から1年たってないのでネタバレ線を引いておきます。

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想定していたよりはるかに面白かったです。映画仲間からの事前のフレコミで「結構子供目線の映画だから、ノリ切れなかったよー」と聞いて、「ふんふんふん、子供目線なのか」と思っていたのですが、見始めると意外とそうでもなかったなーという印象。一応、心象風景の主は主人公の少年バディだということがわかり、聞こえてくる会話のフォーカスもバディ主観のものが多かったのですが、彼が知りえない大人同士の会話もばっちり入っていたし、「大人になった今思い出す、ベルファストでの日々」という感じの映画でした。「子供の頃はこう思っていたけど、親も別に怪獣じゃないし、今思うとああだったんだろうな」みたいな、大人になってしまった今から、子供の自分と当時の故郷への、ちょっと切ないラブレター映画になっていて、「プロテスタントって何?」「なんでアイルランド失業してんの?」みたいな人でもギリギリ見られるので安心して見てほしいです。
ジュディ・ディンチが出ていることを知らずに見始めて「え、、、やだ、、、ディンチ出てるじゃん、ラッキー」という気持ちになりましたし、やっぱり終盤のディンチのシーンはちょっと泣きました。なんなんだこの人は。グランパとの思い出話が良すぎる。なんなんだよもう(溜息)
正直、テレビ鑑賞レベルだと「本当にモノクロでやる意味はあっただろうか、いくら灰色の町だからといって」などと思わないこともなかったですが(階調足りないから見づらいよ!)映画のシーンだけは鮮明にカラーで記憶しているという甘酸っぱいノスタルジー吸えたのでそちらも満足です。

ところで皆さんの記憶はどういう風に色味補正されて焼き付いていますか。わたしは小さいころ、父とポジフィルムのカメラを作り、現像したものを投射したことがあり、発光する壁やそのフィルム独特の青みは今でも覚えています。撮影した桜そのものを見たかどうか定かでないのに、なぜかポジの中の光り輝く桜は確かに見たんです。


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みんな、もうダイナソー・ファイターはみたかな?素手で恐竜倒す、インディペンデントカンフーSF映画だよ🦕🦕🦕

最後まで読んでくれてありがとう。これからも、
Suzuka🎬映画💪筋トレの映画日記をご照覧ください。

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