映画 テリファー 終わらない惨劇(テリファー2)

映画 テリファー 終わらない惨劇(テリファー2)映画

公開日: 2023年6月2日 (日本/138分)
監督: デイミアン・レオーネ

クソコラを作りましたのでご査収ください。

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テリファー ファンアート

新宿シネマートにて、新宿の女王様(PERSONAユエン様)と観てきました。
ノリノリの鑑賞前の様子がこちらです。

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シネマートには愉快なパネルがあるよ!

以下の文章は映画「テリファー 終わらない惨劇」及び「プレステージ」のネタバレを含む可能性があるので未視聴の方はブラウザバック推奨です。

また、「テリファーシリーズ」のアートザクラウン及び制作陣への愛が深すぎてガチ恋ラブレターの様相を呈しています。支離滅裂ですがお付き合いいただける方のみお進みください。

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テリファー2の個人的グッときたポイントは、加速するアートザクラウンの”お茶目さん”だなと思いました。
爆発するmisbehaviorっぷり、全てのモーションで『欲しい』にプラスアルファのおまけをつけてくれます。
例えば、玩具屋さんでメガネコーナーの前に立つアートさんを見て「かけてくれるかな」と期待したら、メガネをかけてくれますし、なんなら次のカットでは違うメガネをかけてくれます。素晴らしい。素晴らしいファンサービス。天才SMプレイヤーです。

また、2で最も話題になったであろうズル剥けゴアシーンでは、切り刻むのかしら?去ったのかしら?と思ったところで漂白剤を体に塗り込みます。人体の仕組み的に、その部位にはすでに痛覚はなさそうなんですけど、塗り込みます。何故ならファンが待っているからです。そのプロ根性に泣けます。

テリファー2は時間的にも長いです。満腹感が強い。
同行したユエン様は耐えかねてトイレに行ってました。

お腹もいっぱいだしお尻も痛くなってきたなというところから、お茶目アートさんはもう一波乱起こします。もう食べられないよ。もう胸がいっぱいだよ、、、。デートはまた明日にしようよ?
まるで、アートさんに『お尻痛い?そっか、、、だめーっ!帰らせないよ?今夜泊まってくんでしょ』と言われている気持ちでした。我らがアートさんはお茶目でなおかつ寂しがり屋です。
長い興行も終わりにさしかかり、少しずつ息切れしていくアートさんも素晴らしかったです。

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お茶目な彼氏

また、これは1の時から感じていましたが、アルジェント好きの性癖をゴリゴリに刺激しまくるカラフルで構造のわからない建物が沢山でてきます。
2ではついに遊園地での激闘シーンがあり、主人公の女の子(アートさん以外の名前がもう思い出せないよ)とロマンティックな遊園地デートを繰り広げます。ズル。ズルだよ。わたしも鬼ごっこ混ぜてよ。
遊園地にあるはずのない地下へ続く階段のシーンでは、階下は赤色に、地上への階段は青色にライトアップされ極彩色の悪夢にいざないます。そのシーンを見たときは感動で溜息をつきました。なんて美しいんでしょう。

ザ・甘美!ザ・エロス!

また、その階下に落とされると悪夢のなかで観たゴアキャンディーCMの収録スタジオに設置された水槽に閉じ込められる仕組みになっています。この水槽がまた綺麗で、、、全然関係ないのですが、とりあえずゴアは苦手だけど綺麗な水槽に人間が落ちるところが見たい人は「プレステージ」という映画がおススメです。プレステージを思い出しました。

相手が欲しいより、度を越えた量を渡し続けるアートさんの女王様っぷりには涙が出ました。わたしも明日もし顧客に「ちんちん舐めて」と言われたら、皮がなくなってしまうまで舐めるべきだし「もういいかな」に対して「いやいや、もう帰っちゃうの?ねえねえ?寂しいよねえねえ」と金玉をお土産にラッピングして持って帰るくらいの気持ちが必要だと思いました。

同業者デートでこういうものを見ると自動的に『勉強してやろうか』みたいなモードになり、脳が勝手に色々吸収してくれるのか、帰り道は『そうか!こんなふうにプレイすれば来年の今頃わたしは売れっ子だ』と謎の万能感に包まれておりました。

映画を見た次の日の朝、万能感は消え去り、閑散期の鬱々とした気持ちがお帰りなさいしていました。アドレナリンの見せた幻覚だったのでしょうか。

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